本草生活クッキング
 
厚揚げとなすの煮もの
  口に含んだとき、にじみ出る煮汁の味わいに心ほのぼの。



薬効
  サポニンが老化防止、イソフラボンの効果、生活習慣病予防、美肌

つくり方
 (1)なすは洗ってヘタをとり、縦半分に切って、皮側に斜めの包丁目を入れる。切るはしからたっぷりの水につける。
 (2)この間に熱湯で厚揚げを3〜4分下ゆでする。それから水にとって、両手ではさみ、かるく押し洗いをして油抜きする。1枚を4つに切る。
 (3)なすを下ゆでする。たっぷりの熱湯に皮側を下にして入れ、浮き上がらないように落としぶたをして3〜4分ゆで、水にさらす。

 
材料 
人数:4人分
 なす(生)   6個
 生揚げ   2枚
 溶きがらし   適量
 煮汁(A)   
   しょうゆ(こいくち)   大さじ4
   砂糖(上白)   大さじ1
   みりん(本みりん)   大さじ1
   清酒(特級)   大さじ1
   だし汁   カップ3


 (4)浅鍋に煮汁(A)と厚揚げを入れて火にかける。煮立ったら弱火にし、落としぶたをして15〜20分じっくりと煮含める。落としぶたをとって厚揚げを鍋端に寄せ、あいたところになすの水けをそっと絞って入れる。
 (5)なすを両手ではさみ、静かに押すようにして水けをそっと絞ること。なすを加えたら今度はふたをしないでさらに7〜8分煮、なすに味を含ませて火を止め、そのまましばらくおく。
 (6)器に厚揚げとなすを盛り合わせ、煮汁を回しかけて、溶きがらしをあしらってすすめる。