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5月の本草生活マガジン
季節の薬菜
2月〜5月
山菜の季節です
 山菜が出回るようになりました。タラの芽は天然物は4月から6月上旬です。最近では料亭用に栽培され、2月頃から出荷されるようになりました。若竹煮に使われる丹波のタケノコも2月ぐらいから出てきます。北海道でしか取れない行者ニンニクは4月〜5月が旬ですが、ハウスものは2月ぐらいから出てきます。

たらのめ

効能:滋養強壮、健胃、整腸、ガン・糖尿病
健胃、整腸、強壮の効果があって、胃腸病に良く用いられますが、胃がんや糖尿病にも貴重な薬草の一つとして用いられています。

山菜には薬効が高いものが多く、天然もの・栽培ものにかかわらず、この時期には積極的に献立に取り入れたいものですね。
今月の仕込み
3月〜5月
クコ酒をつくろう
 クコの実は年2回9月頃と10月頃に収穫できます。クコの実は一年中流通していますので、時期にこだわらず、いつでも入手できます。
 クコの実は古くから滋養強壮のために愛用されてきました。最近では高血圧症や肝臓に脂肪のたまるのを防ぎ、老人病の妙薬とされています。

くこ

効能:ルチンの効果(高血圧、滋養強壮、疲労回復)、生活習慣病予防、体力増強、去痰、鎮咳
クコの葉には、ビタミンB1、B2、Cのほかにルチン、ベタインが豊富に含まれています。煎じて服用すると高血圧症に効きます。
ルチンは血管を強化する作用があり、高血圧、頭痛、肩こりに効果があります。 また、ベタインは消化を促進して肝臓に脂肪が溜まるのを抑える働きをもち、血液を酸性からアルカリ性に変える働きがありますので、特に疲労回復に効果があります。

赤く完熟した果実を水洗いし、同量の砂糖を加えて、ホワイトリカーに漬けます。2〜3か月冷暗所に保存してから、毎日ワイングラスに1杯ずつ飲用します。疲労回復に役立ちます。
クコ酒
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