本草生活 つぶやき

春日村は薬草のふるさと
06/01 15:39

伊吹山の周辺部では昔から地元の薬草を用いた生活が営まれてきました。伊吹百草や伊吹もぐさは最も古い薬草利用といえます。春日村は伊吹山の奥深い場所にあることもあり、薬草の豊富さもあって、昔から薬草を採取しては峠を越えて関ケ原や柏原に出かけ、コメや日用品との交換が行われてきました。
春日村で開かれれる朝市の薬草市には、薬草弁当、伊吹百草、伊吹百草酒などが売られ、薬草弁当は200食が10分で売り切れるといいます。伊吹百草は、健康茶として飲むものと風呂に入れるものがあります。山で取れたもの、畑で栽培したものなど、各家ごとに処方が異なります。春日村は昔から薬草とともに生活してきたのです。

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