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7月の本草生活マガジン
季節の薬菜
6月〜7月
赤じそ
青じそは、年中スーパーに出回っていますが、赤じそは6月から7月に限定されてしまいます。赤じそは青じそ成分に加えて赤色の色素成分が有効です。

しそ

効能:健胃整腸、食欲増進、老化防止
シソは紫蘇と書き、蘇は「元気をよみがえらせる」という意味です。
シソの葉に含まれるシソアルデヒドは殺菌、防腐、健胃効果があり、昔から梅干の着色、着香料として知られています。葉には総合的にノイローゼ、ストレスなど気分がすぐれない症状をとるのによいとされ、健胃整腸、食欲増進、胃神経症、鎮静、鎮咳などにも利用されます。
そのうち赤い色素の主体であるシソニンは、脳、皮膚、血管の老化防止に効果があるとされています。
種子には鎮咳去痰、便秘にも効き目があり、茎を干した紫蘇梗は食欲不振、消化不良に有効とされます。

赤じそは、2束の葉を摘み、2リットルのお湯で4〜5分ゆで、葉を取り出して、さらに20分程煮詰めます。砂糖を大さじ2ほど入れ、冷やすと赤じそシロップのできあがりです。レモンを搾り入れるとさわやか感がでます。
赤じそゼリー
今月の仕込み
7月〜9月
トウモロコシのひげ
トウモロコシが出回る季節になりました。これまでトウモロコシのひげは捨てていませんでしたか?
このひげは、雌花の花柱なのです。トウモロコシのひげは、ヨーロッパでは太りすぎに効果があると言われています。生でサラダなどにして食べたり、みそ汁に入れたりして食べます。
また、乾燥させて生薬としたものは利尿などに効果があると言われています。

トウモロコシの毛

効能:利尿、胆肝炎治療、減肥、緩下
薬用には主に毛を用います。薬効は利尿(りにょう)、腎機能の改善、むくみ、黄疸(おうだん)、肝炎、胆のう炎、胆血石、糖尿病などです。毒性の少ない安全な利尿剤ですから、妊娠時のむくみにも用いられます。 また、緩下(かんげ)作用も少しあり便秘にも効果があるので、お茶の代用として常時用います。
また、ヨーロッパでは、太りすぎに柔らかい毛を生のまま食べると効き目があるとされています。

トウモロコシの収穫期に、雌花の長いひげ状の花柱(かちゅう)を採取して、日干しにして乾燥します。
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