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本草生活 つぶやき

野守は見ずや君が袖振る
06/02 63:9

あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)
紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に吾恋ひめやも(大海人皇子)

この有名な万葉集の歌は、「天皇の蒲生野に遊猟したまへる時、額田王の作る歌」となっていますから、近江国蒲生野で詠まれた歌です。 天智7年(668)5月5日、蒲生野では、天智天皇が大海人皇子・中臣鎌足ほか諸王群臣すべてを率いて薬狩りが催されました。
この薬狩りとは、山野草をつんで薬草を集める行事でその後に宴が催されました。万葉人たちの本草生活が垣間見える歌です。

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