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本草生活 情報提供

織田信長の本草生活
12/26 17:01

 家康がふだんから薬草を自分で調合して、健康に気をつかっていたことはよく知られています。本草生活は、家康が天下をとった秘密ですね。
 織田信長は本草生活とは無縁のようですが、永禄7年(1568)にポルトガル人宣教師フランシスコ・カブラルと会見したときに、宣教師は病人を救うために薬草が必要だということを言ったと、いくつかの本に書いてあります。信長は、安土城のそばの伊吹山に50町の土地をもって薬草園を開設し、ポルトガルから輸入した薬草を植えました。現在、ヨーロッパ産の雑草キバナノレンリソウ、イブキノエンドウ、イブキカジモグサの3種が伊吹山に自生しているのが薬草園のなごりと言われています。ヨーロッパから薬草種を輸入するなんてスケールが大きいですね。信長が長生きしていれば、西洋医学が日本でも定着していたかもしれません。

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