食事 情報提供

津川友介氏が推奨する「科学的に証明された健康によい食事」
01/18 11:40

　健康については単に個人的体験に基づくものや機能性食品などを売るための情報など、必ずしも科学的に証明されたものでない情報の氾濫が目立ちます。津川友介氏（UCLA助教授、医師）は、各種の文献に当たり、科学的に証明された健康に良い食事を明らかにされています（『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』東洋経済新報社、2018）。
　この本の中で、数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良い（脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる）と現在考えられている食品は、魚、野菜と果実（フルーツジュース、じゃがいもは含まない）、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類の５つである、とされています。逆に健康に悪いと考えられているのは、赤い肉（牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に悪い）、白い炭水化物、バターなどの飽和脂肪酸の３つが上げられています。
白い炭水化物とは白米、うどん、パスタ、白いパンなどの精製された炭水化物を意味します。茶色い炭水化物とは、玄米、蕎麦、全粒粉のパンなどです。
　この本はエビデンスに基づく健康に役立つ食品が紹介されており、ぜひ皆さんにも読んでもらいたい本です。

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