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塩分のとりすぎには、カリウムの摂取が効果的
01/28 13:45
塩分摂取量が多いと血圧が高くなり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増大します。塩分摂取は高血圧だけでなく、胃がんの原因となる可能性もあります。また、塩分が尿中に排泄されるときに骨を固くするのに重要なカルシウムも一緒に捨てられてしまうために、骨粗しょう症となるという研究結果もあります。
塩分摂取量を減らすことが重要ですが、カリウムは塩分と逆の働きをするために、カリウムを多く含む食品をとることも有効です。カリウムは、塩分の対外への排泄を助ける働きをするのです。カリウムは心筋梗塞のリスクを低減し、死亡率を低下させるとの研究結果もあります。
カリウムはほとんどの野菜や果物に含まれています。特に多く含まれる野菜類はパセリ、さつまいも、サトイモ、納豆、海藻などです。果物も多くカリウムを含みますが、特にバナナに多く含まれています。また、白米よりも、大麦などやソバを食べることが有効です。
※腎臓病の方はカリウムの摂取が問題となる場合があります。かかりつけ医にご相談下さい。最近ではスーパーにカリウムが少ない、植物工場で栽培した野菜が出ていることがあります。
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