食事 情報提供

乳製品と発がんリスク
01/28 13:46

　牛乳や乳製品をとることは体に良いとされています。ところが、乳製品の摂り過ぎは前立腺がんや卵巣がんのリスクを高めるという研究があります。
　この研究によれば、牛乳の摂取量が1日200ｇ増えるごとに前立腺がんのリスクが3％上昇し、低脂肪乳でも同様に6％上昇、チーズは1日50g増えるごとに9％上昇するという結果が出ています。
　卵巣がんとの関係についてはそれほど強いエビデンスはないものの、牛乳を1日1杯多く飲むごとに卵巣がんのリスクが13％上昇する可能性があることが示唆されています。
　成長期の子供ではタンパク質の摂取のために乳製品を積極的にとるのが良いとの考えもあります。ただ、大人に関しては乳製品の摂取はほどほどにすることが望まれています（津川友介（2018）『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』）。

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