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健康
情報提供
大腸がん罹患率の都道府県別分布をみる
03/25 16:18
男性のがんのうち、胃がんと並んで多いのは大腸がんです。大腸がんの罹患率は、青森県、秋田県、鳥取県で高く、長崎県が次いでいます。
2015年、WHOの国際がん研究機関(IARC)がハム・ベーコン・ソーセージなどの加工肉に発がん性があり、赤い肉にはおそらく発がん性があると発表しました。
今回、加工肉のうち、ベーコン消費量について相関係数0.536の高い相関が認められました。ソーセージについては0.321の弱い相関、ハム、牛肉+豚肉消費量については相関が認められませんでした。
胃がんと高い相関が認められた日本酒消費量との相関はほとんど見られませんでした。
生鮮魚介は、大腸がんにおいても0.531と高い相関がみられます。
魚を食べると大腸がん、肺がんのリスクが低下するとの研究結果が出ています(津川、2018、94頁)。ただし、日本人におけるエビデンスは不十分とされています(同、185頁、注10)。
生鮮魚介には貝が含まれています。貝には貝毒が含まれる場合があり、その影響かも知れません。今後の研究が待たれます。
図 大腸がんの罹患率(男)(厚労省「がん罹患数2016速報」)
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