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タンポポ
利用部位全草・根
食効滋養強壮、催乳
効用薬用には、タンポポの葉、根とも健胃、利胆、解熱、強壮などに用います。セイヨウタンポポも在来のタンポポも同様に用います。ヨーロッパなどでもセイヨウタンポポは、健胃薬として重要な薬草のひとつです。乳汁不足などに採乳効果があるとされます。
利用方法食材
食べ方春に伸びた若芽と花を摘み取り、ゆでてから充分水にさらしてアクを抜いてから、おひたし、あえもの、酢のもの、てんぷら、バター炒め、汁の実に使います。
根はノンカフェインのコーヒーとして使えます。タンポポの根を採集し、外側を洗ってから刻んで乾燥します。乾いたらフライパンで炒り、良い香りの煙が出てきたら火を消します。コーヒーと同様に使います。カフェインレスなので寝る前にも飲むことができます。
生薬開花前の全草を採取し、よく水洗いして天日で乾燥します。これを日本産の蒲公英(ほこうえい)と言います。根のみを採取するときは、秋から早春にかけて地上部の活動がない時期に、根を切らないように掘り取り、水洗いしてから乾燥させます。これは蒲公英根といって区別します。
蒲公英は刻んで1日量約10gに水0.5リットルを加え、約半量までに煮詰めたものを、食間か食前に3回に分けて服用します。蒲公英根は1日量4〜5gとします。