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ヨモギ
利用部位
食効胃酸過多・胸やけ、胃弱・胃下垂・胃アトニー、便秘・下痢、鼻血、食欲増進、腹痛、神経痛、腰痛
効用胆汁分泌促進、食欲増進、止血、冷えによる腹痛、胸やけ、下痢、便秘、鼻血の止まらないとき、血尿、痔出血などに用います。
利用方法食材
食べ方 ヨモギは、別名「モチグサ」とも呼ばれ、昔から草もち・よもぎ餅として親しまれています。よもぎでつくった「笹だんご」も有名です。
生の若葉はゆでて水にさらしてアク抜きをして、てんぷら、ゴマあえ、辛しあえ、油いため、汁の実にします。
高血圧、神経痛、胃腸の弱い人には、新鮮な若い茎葉を絞って青汁をつくり、砂糖を加えて服用します。
生薬花のつかない6〜7月頃によく成長した茎葉を採り、日陰でよく乾燥したものを艾葉(がいよう)といいます。 民間では、根をよく用いますが、根は採取したらよく水洗いしてから、乾燥したものを用います。
一日量5〜8グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、3回に分けて食間に服用します。
飲料用法 ヨモギ酒:ゼンソクには、根300グラムを1.8リットルの清酒に漬けて半年以上熟成してからこし、ヨモギ酒とし1回20ミリを1日、3回服用します。
入浴剤腰痛には、艾葉2〜300グラムか生の葉600〜1000グラムを、木綿袋に入れて煮出します。それを沸かした風呂に入れてヨモギ風呂にします。 塗布:切り傷、虫さされ、かゆむ止めに生の葉を絞り塗布。ヨモギと適量の水をトロ火で数時間煮つめて湿疹などに使用します。
外用灸に使う「もぐさ」は、5月ころの若葉を採り、天日で良く干して、からからに乾燥したものをよくもんで腺毛(せんもう)を集めたものです。灸は白血球が増えて血のめぐりがよくなり、保温にもよいとされます。