本草生活薬菜リスト

ウコン

利用部位	根茎
食効	胃炎、胃カタル、肝炎、黄疸、鼻血、月経過多
効用	ひげ根の先端部にできる肥大根を郁金（うこん）といい薬用に用います。鬱金（うこん）の煎じ液には胆汁分泌促進作用があり、精油には胆道結石を治す作用があります。いずれも抗菌作用が強い芳香性健胃、利胆、止血、通経、駆おけつ薬として肝炎、胆道炎、胆石症カタル性黄疸、胃炎、月経不順、吐血、鼻血、血尿に内服します。長寿県の沖縄の人たちは、日常の生活の中にウコンをとり入れています。
利用方法	薬剤
注意事項	一般的に「ウコン」は肝臓に良いとされていて、GOT、GPTを下げ、肝臓機能の働きまで抑えてしまうと考えられ、高齢者が長期間大量に用いる場合には注意が必要です。また、体を冷やす作用があり、冷え性や月経過多、妊婦の場合には十分な注意が必要です。