利用部位 | 鱗茎 |
食効 | 健胃整腸、発汗、風邪 |
効用 | ニンニク類は健胃、発汗、利尿、たんきり、整腸、駆虫薬などとして用いられます。新鮮なものから乾燥したものや粉末にしたものまで幅広く用いられます。 ニンニク特有の強臭には魚や獣肉などのくさみを消す作用があるため、肉料理の香辛料やソースの原料にされています。 また、ニンニク臭成分の一つアリシンはビタミンB1と容易に結合して体内への吸収をよくします。なお、ビタミンB1分解酵素の作用も受けにくくなるためにビタミンB1の作用が体内で持続・増強されます。 |
利用方法 | 食材 |
食べ方 | ニンニク特有の強臭には魚や肉などの臭みを消す作用があるため、肉料理の香辛料として多用されます。食用には、ほど焼きにして醤油をかけて食べます。また、生でおろして刺身につけたりします。ショウガとニンニクを同量よく砕いて熱湯を注いだものを飲むと暑さ負けして体調が優れない場合に効き目があります。 |
飲料用法 | ニンニク酒:ニンニク酒は、疲労回復、健胃整腸、冷え性によいとされています。ニンニク約250グラムを小さい鱗茎(りんけい)にほぐしてから、2〜3片に切ったものを容器に入れて、同量の砂糖を加えて、ホワイトリカー1.8リットルを注ぎ、2〜3ヶ月間、冷暗所に貯蔵してから、さかずきに1杯ずつ就寝前に飲みます。 |
注意事項 | ニンニクを多量に用いると胃腸を害する場合がありますので、胃腸の弱い人は注意が必要です。 |