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キキョウ
利用部位
食効咳止め、去痰
効用せきやたんが出るとき、のどの痛みの激しいとき、しわがれた声になったときにもちいます。
利用方法薬剤
生薬3〜5年目のものの根を、秋に花が終わり、地上部が枯れる頃から翌年3月頃までに掘り採り、細根を取り除いて水洗いをして、日光でよく乾燥させます。キキョウの根は乾燥しにくいので、外皮をむいて乾燥させるか、細く刻んで風通しのよい所で干します。これを生薬で桔梗根(ききょうこん)といいます。
桔梗根を粉末にして、1日量5〜6gを3回に分けて服用するか、刻んだものを5〜8グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回食間にできるだけ温めて飲むようにします。キキョウ2グラムにカンゾウ(甘草)2グラムを加えて煎じると、いっそう効き目があります。また、その煎液でうがいをすると、扁桃炎によるのどの痛みを和らげることができます。
注意事項痩せていて体の衰弱が著しい人の場合は、キキョウの連用・多用は避ける必要があります。