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ボタン
利用部位
根皮
食効
消炎、解熱、浄血、鎮痛
効用
牡丹皮(ぼたんぴ)は、ペオノールなどの配糖体を含み、消炎、解熱、鎮痛、浄血、通経の目的で、漢方処方に配合されます。大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)は、比較的体力があって、下腹部に痛みがあり、便秘しやすい人の場合に用います。
利用方法
薬剤
生薬
ボタンの根は横に広がるので鉢植えには適さないので、園芸用に販売されているのは、シャクヤクの根にボタンを接ぎ木したものがほとんどです。これは、薬用には用いません。根頭部分の芽を残して、根を切って水洗いし、木槌で叩いて割れ目から芯を除いて、皮を剥ぎとり、長さ10センチくらいに切って、日干しにして乾燥させます。これが生薬(しょうやく)の、牡丹皮(ぼたんぴ)です。1日量を煎じて、3回にわけて服用します。