利用部位 | 果実・葉 |
食効 | カプサンシンの効果、健胃、食欲増進、鎮痛、消炎 |
効用 | 辛味性健胃薬として食欲増進、消化促進、唾液(だえき)分泌促進、強壮などの効き目があります。 |
利用方法 | 副食材 |
食べ方 | ボルシチはビタミンC摂取のための料理です。香辛料として用いられるほか、カレー料理には欠かせません。また、甘味の強い品種としてピーマン、中間種としてシシトウガラシがあります。 |
生薬 | トウガライシの原産地は南米アマゾン河流域といわれ、コロンブスによってヨーロッパにもたらされました。日本にはポルトガル、インド、中国を経て、1592年にもたらされました。トウガラシにはビタミンCが含まれ、乾燥しても保たれます。このため、冬に新鮮な野菜がとれず、ビタミンCが欠乏する北方地域への人間の定住を可能としました。 |
注意事項 | 収穫後に風通しのよい場所で十分乾燥して、果実を取り去り、さらによく乾燥したものが生薬の蕃椒(ばんしょう)です。 蕃椒(ばんしょう)は、大量服用すると、逆に胃腸障害、肝臓障害を起こすので注意する必要があります。また、胃潰瘍(いかいよう)の症状がある場合には服用はやめる必要があります。 |