利用部位 | 果実 |
食効 | パパインが消化促進、生活習慣病予防、夏ばて解消、風邪予防、美肌 |
効用 | タンパク質分解酵素のパパインが消化を助け、胃痛を和らげることにより、体力を増強して夏バテを防ぎます。 また、産後の肥立ちを改善し、母乳の出をよくします。 |
利用方法 | 食材 |
食べ方 | 滋養強壮には、成熟果実を生食します。 |
飲料用法 | 沖縄地方では、胃の痛みや下痢に、成熟した果実の果汁を絞り、杯1〜2杯飲みます。 |
外用 | 未熟果実には、パパインというタンパク質の分解酵素を含み、寄生虫体のタンパク質を分解するので、寄生性皮膚病(疥癬・かいせん)などに汁液を塗布します。 この場合には、汁液による皮膚炎を起こす場合もあるので注意が必要になります。パパインの特性を用いた、駆虫薬、シミ、ソバカス用のクリームの製薬原料などや、酒類の混濁した場合の清澄剤などの食品などにも用いられています。葉には有毒のカルパインを含むので食用にはできません。 |