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マタタビ
利用部位果実
食効疲労回復、血行促進、強心、利尿
効用滋養強壮・冷え性に効き目があります。マタタビの蔓(つる)を乾燥したものは、生薬で天木蔓(てんもくつる)といい、虫こぶでない実を乾燥したものは生薬で天木実(てんもくじつ)といいます。 木天蓼(もくてんりょう)は、体を温めて血行をよくして、強心、利尿の効き目があります。
利用方法飲料、入浴剤
食べ方若葉、花をつみ、多めに塩をいれて熱湯でゆででから、水にさらして、おひたし、あえものなどに調理します。
塩漬け:若い果実を塩で漬け込んで食べます。
生薬マタタビのつぼみの頃か、花の開く直前に「マタタビアブラムシ」という小さな昆虫が、花の子房(しぼう)に産卵すると、花後正常の形をした果実とはならずいわゆる虫こぶのようになります。これを、生薬の木天蓼(もくてんりょう)と呼んで生薬として用います。この虫こぶは秋に採取して、熱湯又は短期間蒸してから、天日で充分乾燥させて保存します。
飲料用法マタタビ酒:木天蓼(もくてんりょう)200グラムとホワイトリカー1.8リットルにグラニュー糖かハチミツを適量加えて約3ヶ月冷暗所に漬け込みます。布でこしてから1回量0.15グラムを毎日朝夕2回に分けて服用すると、冷え性、神経痛、リューマチなどに効き目があり、利尿、強心の効果を表します。
入浴剤乾燥した茎葉を袋にいれて入浴剤にします。保温、疲労回復、腰痛、熟睡安眠に効果があります。