トップ  注意事項  本草生活マガジン  今日のレシピ  薬効のある食材  症状から食材を探す  食材マーケット  本草生活広場  薬菜レシピ  会員登録変更 

ユズ
利用部位果実
食効ヘスペリジンの効果、血行促進、風邪予防、便秘解消、美肌、冷え症
効用ユズはビタミンCやP(ヘスペリジン)などのビタミン類、クエン酸、酒石酸などの有機酸、シトラール、リモネンなどの香油成分を豊富に含みます。
果汁に含まれる柑橘類特有のビタミンであるヘスペリジンの抗酸化作用で血液中の悪玉コレステロールが除去され、動脈硬化を予防します。有機酸が疲労を回復し、肌を若返らせます。食餅繊維のペクチンやセルローズが腸の働きを刺激し、便秘を解消し、糖尿病を予防します。また、カリウムが血液中のナトリウムを排泄し、高血圧を予防します。 冬にゆず湯に入ると香気成分によって血行促進効果が高く、冷え症や神経痛、腰痛をやわらげる効果があります。風邪を予防し、ひび、あかぎれ、しもやけなどの肌荒れが改善されます。
利用方法食材
食べ方ユズは日本料理に欠かせない柑橘で、皮や果汁を薬味やユズ酢に利用します。ゆずこしょうは、ユズの皮に七味を加えて練った九州特産の香辛料です。旬は長く、夏の青ゆず、秋の黄ゆずとして、鍋物、めん類、吸い物、酢の物などの味をひきたたせてくれます。風邪には、ユズの果実を絞り、ハチミツなどで甘味を加えて、熱湯を入れて飲みます。 発汗効果と解熱作用があります。
入浴剤料理に使用して残った果肉は、薄く切って鍋で煮出してから風呂に入れ浴湯料として用います。