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リンゴ
利用部位果実
食効エピカテキンの効果、消化促進、疲労回復、便秘解消、美肌
効用「リンゴを食べれば医者いらず」というヨーロッパのことわざがあるぐらい、効能豊かな果物です。食物繊維のペクチンやセルローズが下痢、便秘、肥満を治療し、動脈硬化、糖尿病、大腸ガンなどを予防します。ポリフェノール物質のエピカテキンによる抗酸化作用で血管を若返らせ、老化を防止します。リンゴ酸やクエン酸などの有機酸やビタミンCが疲労を回復し、美肌をつくります。乾燥リンゴを煮出したお茶は、風味豊かで疲れを癒やしてくれます。ミネラル分のカリウムが利尿を促し、高血圧を改善します。このようにリンゴは、生活習慣病予防や美容に優れた効果を発揮します。
利用方法食材
食べ方リンゴの果肉は、胃酸過多、胃アトニー、慢性胃炎、慢性下痢症や利尿、むくみ、消化促進、動脈硬化予防、疲労回復などに効果があり、摩り下ろして、朝食前に食べます。生食の他に、サラダやアップルパイ、リンゴジャムなどにも利用され、各地の産地では、加工食品も多くあります。 かっけなどには、果肉を黒焼きにして食べます。去痰には、種子を摩り下ろして、その液で、うがいをします。 乳幼児の下痢などには、果肉を摩り下ろして、ガーゼなどに包んで絞り、果汁を少量飲ませます。