利用部位 | 管状花 |
食効 | 動脈硬化、打撲傷、婦人病、更年期障害、冷え症 |
効用 | 古来、浄血(じょうけつ)薬として、とくに婦人の血の道に繁用されていました。月経不順、冷え症、産後の腹痛、更年期障害などにも効き目があり、また、血行障害によるお血(おけつ)、腫瘍(しゅよう)、打撲傷(だぼくしょう)などにも効き目があるとされます。 |
利用方法 | 飲料 |
生薬 | 6〜7月頃、ベニバナの赤くなった管状花だけを採取して、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥します。乾燥したものを生薬で紅花(こうか)といいます。産前、産後、腹痛など婦人病一般には、紅花(こうか)3〜5gを1日量として煎じて服用します。 |
飲料用法 | ベニバナ酒:サラシ木綿などに、紅花(こうか)30〜40グラムを包み、ホワイトリカー1.8リットル、砂糖300〜400グラムといっしょに漬け込み、2ヶ月程度熟成させます。メノウ色のきれいなベニバナ酒が出来上がります。婦人病一般や内外用に用います。 |