利用部位 | 葉 |
食効 | 便秘、消化不良、胃炎 |
効用 | 民間では、キダチアロエの葉汁をそのままか、あるいは葉をすりおろしたり、生のまま輪切りにして水で煮出した液を服用します。少量ならば消化不良、胃炎などに効き目がありますが、量を増やすと緩下作用が表れて便秘によいとされます。
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利用方法 | 薬剤 |
食べ方 | 生食には葉1枚くらいを用います。 |
生薬 | 生薬のアロエは、アロエ・アフリカーナなどの葉汁を集めて煮詰めたもので、黒い塊です。ヨーロッパや中東では紀元前からこれを苦味健胃薬や下剤に用いていました。中国にも伝わりロカイと呼ばれています。苦味健胃薬には、このアロエを1日3回0.02〜0.05gを毎食後(30分)に、また、常習の便秘症には1日3回0.05〜0.3gを食間に服用します。 |
注意事項 | 人により生食すると腹痛が生ずることがあります。これは成分のうちアンスロンによるものです。そのような人は生食は慎み、葉を乾燥させ、1日5〜10gに水0.5ℓを加えて煎じ、半量まで煮詰めた液を1日3回に分けて食後に服用します。 |