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ウド
利用部位根・茎・果実
食効強壮、鎮痛、発汗、解熱、精神安定
効用発汗、解熱、鎮痛薬としてかぜ、頭痛、歯痛、リウマチ、神経痛に用います。1日量10グラム〜15グラムに、水0.5リットルを加え、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、3回に分け食前か食後に服用します。民間では、ウドの茎と根の生汁を作り、1日20〜30CCを飲み、精神不安、分裂症および強壮剤として用います。
利用方法食材
食べ方ウドは野生が多いのですが、八百屋の店頭に出る食用のウドは、室で軟化栽培したものです。ウドは香気と歯ざわりに特徴があり、新鮮なものを皮をむいて適当に切り、塩を少量加えた水でアク抜きをしてから、酢の物にしたり塩をつけて生で食べます。
飲料用法根及び果実から根酒、果実酒を作ることができます。根は10〜11月、果実は10月頃に採取します。根は水洗いして3センチ位に、刻んでやや半乾きのもの500グラムに砂糖100〜200グラムを入れた、ホワイトリカー1.8リットルに漬けます。3ヶ月冷暗所で成熟後、布でこすと淡黄色のウド酒が得られます。果実酒も同じ要領で漬けます。補精、強壮の効き目があるとされます。