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シソ
利用部位葉・花・種子
食効健胃整腸、食欲増進、老化防止
効用シソは紫蘇と書き、蘇は「元気をよみがえらせる」という意味です。
シソの葉に含まれるシソアルデヒドは殺菌、防腐、健胃効果があり、昔から梅干の着色、着香料として知られています。葉には総合的にノイローゼ、ストレスなど気分がすぐれない症状をとるのによいとされ、健胃整腸、食欲増進、胃神経症、鎮静、鎮咳などにも利用されます。
そのうち赤い色素の主体であるシソニンは、脳、皮膚、血管の老化防止に効果があるとされています。
種子には鎮咳去痰、便秘にも効き目があり、茎を干した紫蘇梗は食欲不振、消化不良に有効とされます。
利用方法食材
生薬シソにはアオジゾとアカジソの両系統がありますが、生薬にはアカジソを使用します。葉は6〜7月の開花前に採取し、乾燥を速やかにするとともに、特に精油成分の損失を少なくするために、まず半日ほど日干しにします。ついで風通しのよい場所で陰干しにします。これを生薬で蘇葉または紫蘇葉と言います。10月頃、種子を陰干しにしたものを紫蘇子、茎のみを天日で乾燥したものを紫蘇梗と呼びます。それぞれ薬用にします。用い方はそれぞれ煎じて用います。